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シナリオ能力の重要性2

シナリオ能力の重要性1

本当の価値が伝わるプレゼンテーションとは?
“無敵のビジネス・プレゼンテーション力〜第3回”
「伝わらなければ意味がない」。ビジネスにおいて、伝えることの大切さとその具体的なテクニックを教える実践的コラム。プレゼンテーションや、会議、企画書作成の現場で明日から使えるノウハウ満載です。
Text by 藤村正宏(Masahiro Fujimura)
『シナリオ能力』の重要性2

こんにちは。
マーケティング・コンサルタントの藤村正宏です。

ビジネスコラム『無敵のプレゼンテーション』3回目です。

前回のコラムで、プレゼンテーションのシナリオを構築するために
最初にやらなければならないことを書きました。

覚えていますか?

『ターゲット』と『意図』を明確にする

そういうことでしたよね。

無敵のプレゼンテーションをする
第1歩は

『ターゲット』と『意図』を明確にすることです。

これがなければ
どんなにいい企画でも通らないんです。

それが明確になったら
次にあなたがすることは

プレゼンテーションしたい内容を
どのようにまとめるか?

そう次は

『プレゼンテーションの全体構成』
を構築することです。

■『プレゼンテーションの全体構成』

骨組みを作るんですね。

これがしっかりできていないと、
目的がはっきりしないプレゼンテーションになったり
切れがわるくて印象に残らなかったり

伝えたいことが
伝わらない

そういうことになっちゃう。

あなたが、世界をまったく変えるような
とてつもなく素晴らしいアイディアをもっていても、

あなたが、会社の売上を飛躍的にあげる
画期的なビジネスプランを考えていても、

それが伝わらなかったら
そのアイディアもビジネスプランも
存在しないのと、同じなんです。

だから、伝えましょう。

 

全体構成。

あらすじ、プロット、いろいろと言い方はあります。

ざっくりした、だいたいの流れです。
ここですぐに思い浮かぶのが

 「起承転結」

ですよね。
小学校の作文の時間に教わりました。

でもね・・・

残念ながら、それはダメなんです。

「起承転結」では、いいプレゼンテーションにはなりません。

切れのいいプレゼンをするためには
起承転結の4部構成では、中だるみになりやすいのです。
「承」くらいで、飽きられてしまいます。
まどろっこしくて、よけいなものが多いような感じを与えてしまう。

もっとテンポのいいリズムにしたほうがいいのです。

それはどういう構成かというと、
起承転結ではなく

「序破急」です。
聞いたことありますか?

これは日本伝統芸能の「能」の基本理念なんです。

「序・破・急」

能を確立した世阿弥が、その著書「風姿花伝」の中で言っています。


「あらゆる物事を通じて序破急ということがある」

能の劇作方法はこれになているんです。

 『序』 静かにゆったりと始まり
 『破』 突然ドラマチックに主要部が展開し
 『急』 急速に完結する

こういう流れです。

3部構成です。

プレゼンテーションも同じです。
3つの部分に分けて構成すると
テンポ良く、聞いていて飽きない。
そういうプレゼンができるのです。


限られた時間内で、価値を伝えることを目的にしているものは
3部構成になっている場合が多い。
よくできた

「映画の予告編」
「テレビCM」
「企画書」


などを注意深く見ていると、構造上、3つに分かれている場合が多い。

映画の予告で言うと、こんな感じです。

 『序』・・・魅力的なキャッチコピー
 『破』・・・内容を予想させる展開部
 『急』・・・つづきを観たくなるようなエンディング

3部構成のほうが伝わりやすいんです。

あなたのプレゼンテーションを3部構成で展開してみましょう。
「序・破・急」という概念がわからなかったら
単純に次のように考えてみてください。

『導入部』

『展開部』

『結論部』

「導入部」で、どういうふうに惹きつけるか?
「展開部」で、内容をどういうふうに説明するか?
「結論部」で、聞いている人にどういう行動を期待するか?

こんな感じです。


考えてみたら、
プレゼンテーションっていう行為は

「映画の予告編」

みたいなものかもしれませんよね。


「映画の本編」を観てもらうために「予告編」が存在しているように
あなたがビジネス上実現したことがあって

『プレゼンテーション』

が存在しているのですから。



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